太宰は女である
太宰治 著/宇野亜喜良、林静一、会田誠、オカダミカ 絵・談/978-4434150487/144ページ/小説/2,000円(税別)/2010年11月刊
太宰治の女性独白体小説から、「女性」を描くアーティスト4氏(宇野亜喜良、林静一、会田誠、オカダミカ)が、1編をセレクト(「きりぎりす」「葉桜と魔笛」「女生徒」「ヴィヨンの妻」)。その4編に加え、小説をモチーフにした描き下ろし作品と特別インタビューも収録。なんともオトクな一冊です。各氏の作品だけ、別紙を用い、また、切り取り線を入れたことで、切り取って、部屋に飾ることもできます。 本書のテーマは、ずばり「女性」。女性を描くアーティストたちだからこそ、語れる女性、そして、太宰治がある。