全体的存在論 遺伝・感情から思考・社会まで生命の全活動を統一的視野から多軸的に解体し包括的に総合する試み
清野正彦 著/978-4434182228/1040ページ/評論/9,000円(税別)/2013年10月刊
これは,哲学書なのか,心理学書なのか,生物学書なのか,はたまた社会科学書なのか――
あらゆるジャンルを超越し,ただ,生物の存在過程にのみ焦点を当て,具体的な行動や存在過程の中で,様々な思索を,多軸的に,そして,総合的に立ち上がらせる。
読者の,今の,その存在,そして行動の中で,読者の体験,考え,そして,先人の思索が,全て,あるつながりをもって立ち上がり,そして,読者の行動に確信と方向付けを与える――そのような実践的な知の体系を目指し,現職の判事である著者が四半世紀の時をかけて考え抜いた,重厚で壮大な新しい思想体系の書!