営業日誌 太宰治ゆかりの三鷹へ
先日、太宰治シリーズ第6弾『Urashima San(浦島さん)』(高橋マリ子・訳、オカダミカ・絵)と、読書系・アート系フリーペーパー「Day Art」第10号をお届けに、吉祥寺・三鷹に行ってきました。
吉祥寺は、「百年」さんへ。毎号、「Day Art」を置いていただいています。
新刊も置いている古書店なので、『Urashima San』も営業させていただきました。オシャレなお店で、本や文学好きの若い人たちの間でも、人気があります。
三鷹というと、太宰治が亡くなった土地。
まずは、古書店・カフェの「フォスフォレッセンス」さんへ。フォスフォレッセンスは、太宰の短編小説のタイトル。店主の駄場さんは、太宰ファンとしても知られ、いろいろなメディアでも紹介されています。よく朗読会なども開かれ、全国の太宰ファンが訪れるお店です。こちらには、『Urashima San』と「Day Art」を置いていただきました。
その帰りに、「太宰治文学サロン」にも寄りました。こちらにも「Day Art」を置いていただいています。ちょうど、太宰作品の翻訳本をテーマにした展示が行われており、せっかくなので、『Urashima San』を謹呈しました。ぜひ、お立ち寄りの際は、ご覧ください。たぶん、カウンターの中にあります。
さて、最後に。1月26日、国分寺にある鰻屋「若松屋」さんの二代目のご主人が亡くなられました。若松屋は、かつて太宰が通ったお店で、「メリイクリスマス」などにも登場します。現在も太宰ファンには知られ、私もお世話になっていました。男気があり、義理堅い方で、まだお若いのに、非常に残念です。ご冥福をお祈り申し上げます。
また、近いうちにおいしい鰻を食べに行こうと思います。