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自費出版の疑問あれこれ② アマゾンなど「ネット書店」とは?

自費出版の疑問あれこれ、第2回は、アマゾン(Amazon)などの「ネット書店」について。

ネット書店とは、一般に店舗を構えている書店(リアル書店ともいう)と異なり、インターネット上で書籍を販売している書店をいいます。代表的なのが、アマゾンで、その他に、楽天ブックス、セブンネットショッピング、Honya Club.net、e-honなどがあります。丸善&ジュンク堂や紀伊國屋書店といったリアル書店も、ネット書店がありますが、あくまで兼業ですので、純粋なネット書店とは異なります。

もっと細かくいえば、ネット書店の中でも、例外があります。それが、アマゾンです。簡単にいえば、アマゾンは「e託販売サービス」というサービスがあり、これを利用すれば、直接、個人でもアマゾンに仕入れられるのです(現在は受付終了との話も聞きますが)。

ただし、注意したいのは、ISBNコードとJANコードを取得していることが条件です。これに対し、楽天ブックスなどは、直接、個人が新刊書籍を卸すことはできません。なぜなら、取次流通だからです。取次とは、トーハンや日販、大阪屋など、書店に書籍を卸す会社をいいます。

つまり、楽天ブックスなどは、取次を通さないと書籍を卸せない。ということは、仕組みとして、リアル書店と変わらない、ということです。自費出版をお考えの方は、どうも、このあたりを誤解されている方が多いと思います。

弊社にも、よく「ネット書店だけに、本を販売したい」といったお問い合わせがありますが、結論からいえば、アマゾン以外はできません。ただ、アマゾンも通常は、取次を通して、納品されます。e託販売サービスを利用していれば、直接納品できるというだけです。

さて、パブリック・ブレインでは、このe託販売サービスも利用していますから、「アマゾンのみ販売」という、低リスクの販売方法が可能です。「書店取次流通販売は、敷居が高いなあ」と思っている方や、「少しでも自分の書いた書籍を売ってみたい」と思っている方には、オススメです。パブリック・ブレインでは、部数によりますが、「アマゾンのみ販売」は、50,000円で承っています。

どうぞお気軽にお問い合わせください!